夢の細道

夢日記

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

返品 #31

ドアベルが鳴って開けると、頭の禿げた小太りの宅急便のオジサンが立っていた。A4サイズの厚手の封筒を渡された。それは私が長野県の人に送ったものだ。メルカリか何かで長野県の人が欲しがっていた書籍を1冊送ったものが返送されてきたらしい。返品して…

精算 #30

経理のE嬢がやってきて、私の経費の精算をするという。私はE嬢のダンナに似ている男と仕事をしていた。 「いつまで活動を続けるんですか。」とE嬢が言った。なんの活動のことを言っているのか分からなかった。今の仕事のことか。夢の細道の旅のことか。○○…

エレベーター #29

エレベーターのドアが開いて、何人か一緒に乗った中の1人のオバサンが手元のボタンを押したら、天井の中央からシャワーが噴き出した。「どこおしてんねん。」「止めてくれ、アホンダラ。」と非難ゴウゴウ。私はとっさに行先の3Fのボタンを押したら、水が…

ラーメン屋 #28

ラーメン屋になっている。店は繁盛しているようだ。客がどんどん入ってくる。私は1人で対応していたが、たまらず、誰か手伝って下さい、と叫んだら、老人が1人調理場に入ってきた。さあ、カラの丼を棚から5まい出してえ、と老人に言ったが、老人はうろう…

人喰い #27

人喰いの男が、そのワザを私に語った。その男は、たくさんの人を食ってきたにもかかわらず捕まらないで人の間に紛れて生活している。餌の中に住んでいるようなものだから食事には困らないらしい。腹がすけば、ちょっと出かけて食べればいい。硬いブイは特製…

家の下宿人 #26

家に青年の下宿人が3人いた。N君は、引きこもりがちで、たまに顔をあわせると、いつも苛立っているように怒った顔をしている。 台所へ行くとK君が野菜をたくさん運んできた。白菜や大根やネギや。私の母と一緒に野菜の買い出しに行ったらしい。母と仲がよ…

蛇使い #25

素手で小動物を捕まえる訓練をしていたようだ。ネズミやイタチやウサギやハトや。そこに蛇がでてきた。暗赤色と黒のまだら模様の顎のはった三角アタマの不気味なやつだ。毒蛇かもしれない。うねっているから、伸ばしたら1メートルはあるやつだ。喉元をつか…

A社でのこと② #24

A社の経理部。休日にもかかわらず出社している。寝袋がおいてあるから泊まったらしい。請求書控えの束から、広告代理店のP社の請求書控えを捜している。何度もめくり返しているのだが、いっこうに見つからない。古い付き合いだから若い番号のはずだが。書…

ボウズの子 #23

教室で授業を受けていた。何かで教室を抜けていたスキにボウズ頭の子が私の席に座っていた。病気がちのように、げっそりしていた。誰かかもしれないが誰だろう。ほかに空いている席がないので、はや飯にしようと思って学食に行ったが、あいにくお金がたりな…

脳検査 #22

大学生になっている。先日のペーパー試験は上出来だった。今度は実技試験みたいだ。黒縁メガネの先生が実験室にいて、眼底検査みたいな機械の前で学生たちをテストしようとしている。みんな行列を作って順番を待った。私の番がきて、その機器の台に顎をのせ…

猫人間 #21

マンション5階の一室。突然、部屋が沈みだす。地震だろうか。エレベーターが下降するみたいに窓の景色が地上に近づいていく。私はソファーに倒れこむが、そこには赤い服を着た太った女がいて、私は女に後から抱きかかえられるように倒れこんだ。床がバリバ…

すし職人 #20

すし職人になっていた。まだ、シンマイ見習みたいだ。美人オカミが、私の作るすし料理を食べたいと言った。私は恐る恐る作り出す。きびしい先輩がいて、あれこれケチをつけてくる。巻き寿司の時には、巻き方が悪いと怒鳴られた。うまく巻けないのはゴハンが…

釣り #19

仲間ふたりと久しぶりに堤防に釣りに行った。メジナかブダイねらいか。カレイかヒラメか。先端の方はコンクリートの壁になっていて、細い梯子で上にのぼるようになっている。ふたりは釣り道具をかついでのぼっていく。私は海面に近いその辺に道具を置いて、…

メニナ3 #18

戦国時代の山城。敵が攻めてくる。敵の目的は姫を殺すことだ。姫は、メニナ2の娘が5歳くらい成長している。まだ幼い姫の甲冑姿は、息を飲むほど清らかだ。私たちは姫を守るべく、押し寄せる敵を切り倒していった。途中で、姫とはぐれてしまった。敵が退散し…

メニナ 2 #17

キッチンで妻が食器を洗っている。キッチンテーブルの私の前に五歳くらいの私の娘がいる。理解力の深そうな大きくて美しい眼差し、形のよい鼻筋、意志の強そうなきっぱりとした口元。妻が娘の書いた作文を読んで欲しいと言う。娘を前にして声をだして読んで…

メニナ #16

どこかの工事現場。夕方、作業を終えて、みんな洗い場で顔を洗ったり、手袋や作業靴を洗ったりしている。私も作業着を洗おうとすると、隣に強引に割り込もうとする奴がいる。私はすぐに斜め向かえに場所を変えた。作業着を洗っていると、さっきの強引な奴が…

フロイト先生に #15

夜、家に帰ると、母の寝室から影のようなものが出ていくけはいがした。母はバツが悪そうに蒲団をかぶってしまった。その影を追いかけると、やっぱり男だった。そいつは私の知人の女も陥落させていた。私は家の奥に男を追いつめ、糾弾しようとしていたのだが…

風呂椅子 #14

遺跡発掘現場。土を掘り返していると、土器の破片がザクザクでてきた。土中の土器は、正確な位置を計測するまでは取り出してはいけない。考古学の先生を呼ばねば。ふと、近くにY君がいるのに気付いた。Y君は以前、北海道大学に入って、ゆくゆくは裁判官に…

プーチン #13

大広間。窓際の長いテーブルには白い布がかけてあり、その上にはA4サイズのパンフレットの束がいくつも置いてある。それはプーチン大統領のプロパガンダのパンフで、柔道着姿のや愛犬と散歩中のや飛行機のタラップでこちらに手を振っているものなど、10…

夢講義 #12

どこかの講堂で夢についての講義をしている。講堂にはたくさんの学生たちがいる。ウカツなことを言って笑われるかシラケられるかもしれない。夢はこの三次元の世界ではなく、時間や空間のない異次元の世界です、と私が説明している。すぐに言うことがなくな…

カズセコ #11

六歳前後の姪が家に遊びに来た。手足の長い痩せた子で、男の子のように活発だ。その姪が、私の顎の下あたりに鼻を近づけて、カズセコのニオイがすると言った。カズセコってなんだろう?いいニオイではないらしい。その内、ニオイが消えてほっとした。 ニオイ…

パラサイト #10

便器が今にもあふれそうになった。昨日もそうだった。妻を呼んだ。居間にいる息子の仕業だと思って、大声で注意した。 ふと、トイレの奥に人がいるのに気付いた。細机にスタンドまで付けて、禿げた中年男がニヤついていた。男は立ち上がって、そこにいるイキ…

A社での出来事① #9

A社は最初、市ケ谷にあった。昼休みに飯を食いに会社の外にでた。先を大嫌いな女取締役の年増のKババが1人で歩いていた。私はKババに気付かれないように、ゆっくり歩いた。ラーメン屋も定食屋も客でいっぱいで入れなかった。Kババはパスタの店に入った…

牧人くん #8

失職して、次のバイトを捜していた。知人かもしれない長髪ぎみの男が現れて、仕事を紹介するという。 「2年間だが、どうだ。」ちょっと長そうだが、特に予定もないし、贅沢は言えない。 「なんの仕事ですか。」 「子供の面倒をみる。」 「保育ですか。」 「…

復帰 #7

怪我が癒えて久しぶりに職場に復帰した。コンビニで買ったラーメンをレンジで温めたいのだが、作業場の外で朝礼がある。従業員の輪の中心にS所長がいた。私は作業場を出る時に、出入口の戸にケツマヅいて、戸がはずれて倒れてしまった。温厚そうなS所長は…

婚約者 #6

NHKの某女性アナに結婚を申し込んだら、承諾の返事を得た。バツイチの人だが、幸せな気持になった。さすがは夢だ。 その後で、遺跡発掘アルバイトで知り合った二人の男性と山道を歩いていた。一人は爺さんで、もう一人は黒ぶちメガネだ。道の途中で黒ぶちメ…

ちょっと長くなった #5

夜中、寝床を抜け出して、路地の突き当たりで自転車のアクロバット走行の練習をした。近所の爺さんがつまらなそうに見ていた。それから床屋に行こうと、とあるビルの屋上へ行った。パンデミックの自粛で、そこの床屋しか開いていない。理容師のオバサンがむ…

ワオキツネザル #4

どこかの土建屋の作業場。私は新入りのようだ。そこの食堂の調理人にどうも嫌われているようで、みんなが頼んでいるいつものメニューが、私の分だけ何かが足りない。調理人の一人は、寅さんにでてくるオバチャンに似ている。 それから大きな倉庫で大変な作業…

パピー #3

逃げた犬を探しに行った。パピヨン種で、名前はパピーだ。3年前に死んだ犬だ。はぐれた地点でパピーと叫びながら、緑の空地や住宅街の坂道や通ったことのない曲り角をまがった。確か、あの黄色っぽい2階建ての住宅が目印だ。しかし、その住宅が見当たらな…

差し入れ #2

職場のレクレーション。誰かから魚介類の差し入れがあって、私の付近にまわってきたものが魚なのか何なのか判然としない。厚いフィナンシェのような角型のものがあって、今しがた海か水槽から取り出したばかりみたいに濡れている。上部を薄く平に切って、中…