夢の細道

夢日記

2022-01-01から1年間の記事一覧

桜ではない花

まだ若い妻と小さな息子と三浦半島のどこかの海辺を訪れている。堤防のような平坦な岩場が続いていて、手前は水深が浅そうだが沖目に釣り仕掛けを投げれば何か釣れそうだと息子が言ったか私が思ったか同時だったか。次には両脇に店が並んだ道路を歩いている…

っていうか

ウクライナは寒いだろうな。ウチは寒くない。でも、なんとなく死にそうだ。 今日は何日ですか、と相手に聞いてみた。32日です、と相手が言った。そんなバカな。いくらなんでも31日が限界でしょ。2月だからと相手が言った。そうか2月ならその年によって、うる…

四つめ駅はどこだ

ヘルソンはどうなってしまうんだ。 安宿を出て小さな駅に着いた。その小さな駅は何という名か分からない。そこから電車に乗って何駅で降りればいいか分からない。行き先が書かれたチラシを開いてみると、四つめ駅とあった。それがこの駅の名前か、これから行…

定番夢

クリミア橋が炎上した。 同じような夢を見ることがある。状況、設定、風景、登場人物などが、いろいろ異なっていても、道に迷ってさまよい、結局、目的地には永遠に着きそうもなくて、目覚めて安堵するというパターンだが、この日の夜の夢は、さんざん迷い歩…

新規開店のラーメン屋

私は学生らしかった。教室で古代ローマかエジプトの解説書らしい本を開いていた。古代遺跡の図面などが載っていたようだ。隣の女子学生が、新しいラーメン店が近所にオープンしたと呟いた。私は彼女を誘うチャンスだと思って彼女の容姿を目測した。ショート…

黒人の女

私は黒人の女になっていた。黒人の彼といっしょに海に入って泳いだ。よく晴れた日だ。気持よく泳ぎながら、私は鳥になりたい、と言った。そして自分の曲を口ずさみながら泳いだ。ラーラーラーと緩やかに波のように歌った。彼は私に作曲の才能があることを理…

場末の映画館

場末の小さな映画館の窓口で若い女の館員から入場券を買って、中に入った。入場券は電車の切符のようだった。私は入場券を手にしながら、しばらく窓口の前でもじもじしていて、ふいに切符を買ったことに気付いて中に入った。映画は、小さな謎の物体が徐々に…

たたき売り #90

また暇になってきた。 マリウポリが陥落した。 道端でたたき売りのバイトをしている。寅さん映画の見すぎだろうか。隣に同僚のおっさんがいて同じような商売をしている。今日も売上は芳しくない。夕方、私は店をたたんで、帰り際に、隣のおっさんが哀れにな…