夢の細道

夢日記

動物記 #54

ベランダに子鴨がいると妻が言うので見に行くと部屋に入ってきた。お腹が空いているようなので虫をとってこようかと言ったら、子鴨の足元に哺乳瓶が転がっている。妻に牛乳を急いで温めてもらって、子鴨の口元に差し出すと、むしゃぶりついてきた。頭や脇腹に触れてみると
、とてもふわふわだった。

小学校の校庭みたいなところ。児童がたくさん遊んでいる。そこに誰かが大きなトラを連れてきた。人慣れした大人しいトラのようで、みんな頭を撫でたりしていた。そこに散歩中の犬が現れてトラと激しくじゃれあっている。
私は一時その場を離れて、再び戻ってくると、あたりにたくさんのパトカーや救急車がとまっている。たくさんの児童が食われてしまったという。じゃれていた犬も今ではトラの腹の中でコマニク状態らしい。警察の関係者が私にも事情を聞きにきた。

河口か湖かで、漁協の人達が大きな魚を放流している。待ちかねた釣人達がいっせいに竿を出すと、水の中から巨大な青いブロンズ像の怪物や恐竜型の怪獣が次々に現れた。怪物に食われるか踏み潰される前に、溢れ出す水に呑まれて溺死しそうだ。私も釣り竿を放り棄てて逃げた。
逃げ戻って、ウィル君に、あの恐ろしい青銅の怪物のことを一生懸命に説明している。

税務計算のことで誰かともめていた。結局、私の間違いであることに気づいた。
外に出ると、荒れ地を魚が歩いている。魚にラクダのような長い足が六本ついていて、ロバのようにテクテク歩いている。新種だろうか。六本足の魚。動物園にでも展示したら受けるだろうなと思った。

赤い鳥 #53

広場のような所で、物干し竿みたいな中の空洞な長い筒に、なにやら色々つめこんで、空に向かって投げ釣りの要領で力一杯振ったら、筒から色とりどりのたくさんの鳥が飛び出して、広場の空を旋回した。なかでも真っ赤な鳩の形の一団が鮮やかでひときわ目立っていた。

書店に入った。瀬戸内寂聴の文庫本の棚を見ていたら、ゼロのなんとかというタイトルの本を見つけて、これは松本清張のパクリだなと思いながら本をめくっている内に上着の内ポケットに本をいれてしまった。盗む気持なんかまったくないのに。しかとして店を出て、やみくもに歩いたら道に迷っていた。小さな駅にたどり着いたが知らない駅だ。各駅の図表を見上げても分からない。急ぎの用事もないから、また歩き出した。

妻 #52

小学校の低学年くらいの私の息子と外を歩いている。息子は、母親の悪い評判をよく聞かされる、と私に話した。私に隠れて、いろんな男と付き合っているらしい。子供の耳に入るほどに私の妻は×××なのだ。いつからか、私には指一本ふれさせないくせに、他の男だと、異様に燃えるらしい。私との間に子供もありながら、なんてひどいカアさんだ、と嘆いた。学生の頃から、なんとなく一緒に住んで、ズルズルとそのままになってしまった。
カアさんが男と遊んでいるマンションを訪れようとしている。現場を目撃したところで、どうということでもないのだが。😓

歯医者② #51

歯医者に行った。妻も一緒だ。診察椅子に座ると、どうしましたか、と医者に聞かれて、さっき見た夢の話をした。「野球の試合のベンチにいて、相手チームの投手に野次をとばしていたら、代打の指名を受けて、打席に立ってフルスイングしたら、ホームラン性の当りで、とてもスッキリしました。」
医者は納得したというように、よし、と言って、他の人の治療にいった。医者の顔をよく見ようと思って見てみると、医者はフンドシだけの姿だった。キックボクサーのように逞しそうな裸体だった。まわりの患者もみんな筋骨隆々の裸体で、パンツもはいていない。私のように貧弱な体型の人は一人もいない。残念ながら女性もいない。そばにいる妻に、ここは歯医者じゃなくて、ボディビルのジムみたいだね、と冗談を言った。歯医者通いが長くならなければいいがと、少し不安になった。

ベンチ #50

マンションの窓から小さな公園を見渡せた。ひとつしかないベンチの端に老人が一人すわっている。R嬢が現れて老人の隣りにすわるのが見えた。私はR嬢に見つからないようにしてR嬢を見つめ続けた。近所に住んでいるのだろうか。あの頃は言葉さえかけることができなかった。すれ違いばかりで、結局、見失ってしまった。R嬢は、あの頃と同じままだ。
R嬢が立ち去った。誰もいないベンチがひとつ残っているばかりだ。今度、あのベンチにR嬢がすわることがあったら、なにげない素振りで隣りにすわろうと思った。

🐭ネズミ #49

ネズミが、たくさん、わいた。そのネズミたちは人を食うので大変だ。ワレワレは食われないように急いで家の中に避難するが、ネズミはどこからでも入ってくる。液体の二酸化炭素が効くということが判明した。一斗缶のその液体を小さな容器にいれ、そして噴霧器にいれてスプレーみたいにネズミにふりかければ効果的だが、すでに足元にうようよいて、かじられそうで、噴霧器にいれる時間もおしい。コップにいれて、あたりのネズミにひっかけまくる。ネズミたちは、チーと鳴いたり、ムーと鳴いたりして死んでいく。🐭

エリス レジーナ #48

エリス レジーナが私の部屋の掃除をしにきた。その日は本部のS部長から○🙆書店京都店の応援にいくようにと指示されていた。エリスと友情を深めるイイ機会だったのにと残念に思いながらリュックをしょって家を出た。エリスは37才で自殺したブラジルの歌手だ。1983年、初めてブラジルを訪れた時に、リオの宿屋のおばちゃんからエリスの死を告げられ愕然としたものだった。マイーザは自動車事故で亡くなった。41才だった。alcioneはデビュー当時は可愛くて、声量はピカイチだった。フランスの著名な作曲家、故ポール モーリアから、sabia marrom(栗色の小鳥ちゃん)という楽曲を進呈されている。ピッタリのアダ名だった。今では73才の太った婆さんで、容姿にも声質にも以前の面影は完全に消えている。声は潰れて、ドスのきいたものになっている。最近のアルバムBOLEROSは久しぶりにイイ出来で、ラテンの名曲の中で、A PEROLA E O RUBIが一番好きだ。ミント君のように曲を紹介したいが、分からないので割愛する。creuzaもいたっけね。
ところで書店の応援に家を出た私は新宿に向かったのだが、例によって、道に迷ってしまう。1時間も歩けば着くはずだったのに、いつもの道路が違うふうに見えてくる。ここで○🙆書店京都店は新宿ではなくて、名のとおり京都にあるのではないかとハタと気づいた。新幹線に乗らなければいけなかったじゃない。リュックの中のスマホを捜すが、充電したまま部屋に忘れてきたみたいで、本部と連絡もとれない。どうしよう。いつもは、初めて行く所は必ず下調べをしていたのに。バカ バカ アホ と寝ながら苦しんで目が覚めた。スゲッほっとした。