夢の細道

夢日記

定番夢

 クリミア橋が炎上した。

 同じような夢を見ることがある。状況、設定、風景、登場人物などが、いろいろ異なっていても、道に迷ってさまよい、結局、目的地には永遠に着きそうもなくて、目覚めて安堵するというパターンだが、この日の夜の夢は、さんざん迷い歩いたあげくの果てに、崖下に崩れ落ちそうな家屋の屋根上に迷い出て谷底に滑り落ちそうになり絶体絶命、絶望の極みで、ふと上を見上げると、狭い踊り場のような所に女の人が立っているのに気付いた。助けを求めて叫んだか念じたかすると、女の人は私の方に手を差し伸ばしてくれて、私は必死に急斜面をよじ登り手を伸ばして女の人の手をつかもうとした。すべてをその女の人にゆだねようと思った。この女の人といっしょなら安全に生きていけそうな気がした。そして、女の人の手に触れようとした直前に夢は終わってしまった。