夢の細道

夢日記

文学部哲学科

某大学の哲学科に入学した。入学式の日に中庭でうろうろしていたら、大学の先生が話しかけてきた。勉強会を開いているという。入会金が15万2千円だという。この教授についていけば、やがて私も教授になれるかもしれない。両親に相談して、お金を工面してもらおう。

釣り日記ではない

顔の近くにイグアナがいて、私を咬もうとしていて、びっくりした。 

 

ウチの近くに池があって、そこは魚のいない池でもあった。そこにオッサン連中が来て、魚釣りを始めた。ろくなもん釣れないのにバッカみたいと思ってたら、オッサンの一人が竿を曲げて、ビニール袋に大きな魚を入れた。びっくりした。そばに駆けつけて、なんという魚ですか、と聞くと、「ウシ」と言った。網走の方の方言のようだ。ブリだろうかと家に戻って図鑑で調べてみた。イナダのようだが、淡水だからイトウかもしれない。

桜ではない花

まだ若い妻と小さな息子と三浦半島のどこかの海辺を訪れている。堤防のような平坦な岩場が続いていて、手前は水深が浅そうだが沖目に釣り仕掛けを投げれば何か釣れそうだと息子が言ったか私が思ったか同時だったか。次には両脇に店が並んだ道路を歩いている。たくさんの人が行き交っていてヘキエキしてきた。前方を妻たちが歩いている。私は少しイラついてきてキビスをかえした。そしてその通りの飲食店に入ってご飯を食べた。妻たちが私を捜してこの店に来るかもしれないと思った。会計を済まして店を出ても妻たちは来なかった。離婚するかもと思った。そうなってもまあいいやとも思った。途中、桜が満開になっていた。とてもキレイなので家族に教えたいと思ったかもしれない。よく見ると花びらが桜よりずっと大きくて桜🌸ではないような気がした。  

 

っていうか

ウクライナは寒いだろうな。ウチは寒くない。でも、なんとなく死にそうだ。   

 

今日は何日ですか、と相手に聞いてみた。32日です、と相手が言った。そんなバカな。いくらなんでも31日が限界でしょ。2月だからと相手が言った。そうか2月ならその年によって、うるう年とかあるからと妙に納得した。

相手は金髪の小太りの女だった。線香の束のような金髪の束を口をとがらして鼻の下に挟もうとしたが、なにかしら不具合そうだった。 

2月ともなれば、また自殺した彼が人間界の物理法則を無視して、挨拶に来るんだろうな。俺を忘れるなっていう感じ。彼の墓のある実家はとても遠くて、そう簡単にお参りには行けない。っていうか・・・。  

 

四つめ駅はどこだ

 ヘルソンはどうなってしまうんだ。   

                  

 安宿を出て小さな駅に着いた。その小さな駅は何という名か分からない。そこから電車に乗って何駅で降りればいいか分からない。行き先が書かれたチラシを開いてみると、四つめ駅とあった。それがこの駅の名前か、これから行く目的地の駅名か分からない。通りすがりの小太りのネエチャンに、ここは四つめ駅ですか、と尋ねてみた。ネエチャンは怪訝そうに、なにも答えずに行っちゃった。同じ宿に泊まっていた仲間の姿を捜したが見当たらない。そのうち、作業着を持ってきてないことに気付いた。これじゃあ目的地に着いても仕事になんなーい。無断欠勤はよくないから、先方に連絡しなくっちゃ。スマホを取り出している内に、目が覚めてきて、何処へも連絡しなくていいことに気付いた。 

   

定番夢

 クリミア橋が炎上した。

 同じような夢を見ることがある。状況、設定、風景、登場人物などが、いろいろ異なっていても、道に迷ってさまよい、結局、目的地には永遠に着きそうもなくて、目覚めて安堵するというパターンだが、この日の夜の夢は、さんざん迷い歩いたあげくの果てに、崖下に崩れ落ちそうな家屋の屋根上に迷い出て谷底に滑り落ちそうになり絶体絶命、絶望の極みで、ふと上を見上げると、狭い踊り場のような所に女の人が立っているのに気付いた。助けを求めて叫んだか念じたかすると、女の人は私の方に手を差し伸ばしてくれて、私は必死に急斜面をよじ登り手を伸ばして女の人の手をつかもうとした。すべてをその女の人にゆだねようと思った。この女の人といっしょなら安全に生きていけそうな気がした。そして、女の人の手に触れようとした直前に夢は終わってしまった。

新規開店のラーメン屋

私は学生らしかった。教室で古代ローマかエジプトの解説書らしい本を開いていた。古代遺跡の図面などが載っていたようだ。隣の女子学生が、新しいラーメン店が近所にオープンしたと呟いた。私は彼女を誘うチャンスだと思って彼女の容姿を目測した。ショートカットのうなじに異性の感じは乏しく、誘うのはやめた。次に新規開店になったというラーメン店🍜に一人で入った。客が一人しかいなくて、評判が悪いんだろうかと思った。注文しようと壁紙やメニュー表をみるが、値段が隠れていて読みとれない。店は混んできて早く注文しようと焦ってきた。ラーメンと餃子なら無難だろうと、カウンターの向こうに忙しそうに現れたオカミにオーダーした。店はいつの間にか満席になっていた。新人らしい中高年のオバチャンもいて、注文取りが不慣れのため、うまくできそうにないとオカミに弱音を吐いていた。店にはオバチャンのダンナと思われる年寄りのオジサンもいて、未経験者らしく、こちらもオドオドしたりニヤニヤしたりしてメニューを運んだりテーブルを拭いたりしていた。