夢の細道

夢日記

ボウズの子 #23

教室で授業を受けていた。何かで教室を抜けていたスキにボウズ頭の子が私の席に座っていた。病気がちのように、げっそりしていた。誰かかもしれないが誰だろう。ほかに空いている席がないので、はや飯にしようと思って学食に行ったが、あいにくお金がたりない。メニューはどれも500円以上で、手の平には450円しかない。あのボウズの子がまだいたら、どうしようと思いながら教室に戻ると、その子はいなくなっていた。

脳検査 #22

大学生になっている。先日のペーパー試験は上出来だった。今度は実技試験みたいだ。黒縁メガネの先生が実験室にいて、眼底検査みたいな機械の前で学生たちをテストしようとしている。みんな行列を作って順番を待った。私の番がきて、その機器の台に顎をのせ、先生は私の脳波でも測定するみたいに、ヒタイに器具をあてがった。それからケゲンな顔したので、ペーパーテストはうまくやれたのにと思ったが、脳ミソのアンバイには、きわめて自信がない。それから先生は、急に眠くなったので休憩にしようと言った。
教室に戻り、これは休憩だから、また続きがあるんだね、と友人に不安げに言った。明日は祭日だから休みだ、と友人が言ったので、ほっとした。

猫人間 #21

マンション5階の一室。突然、部屋が沈みだす。地震だろうか。エレベーターが下降するみたいに窓の景色が地上に近づいていく。私はソファーに倒れこむが、そこには赤い服を着た太った女がいて、私は女に後から抱きかかえられるように倒れこんだ。床がバリバリ割れて、先の尖った岩がでてくる。岩は私の下からも突き上げてきそうだが、太った女がクッションになって、岩が突きでてくる危険な感覚がうまく感じられない。女から逃れようとするが、女にしっぽりはまって、もがいているばかりだ。女と一緒に死にそうだ。
揺れが収まって外に出た。地震かコロナのせいか、外の人たちはみんな猫人間になっている。誰も猫人間になりたいと思っている人はひとりもいないのだが。身長も服装も変わりはないのだが、顔だけ猫だ。

すし職人 #20

すし職人になっていた。まだ、シンマイ見習みたいだ。美人オカミが、私の作るすし料理を食べたいと言った。私は恐る恐る作り出す。きびしい先輩がいて、あれこれケチをつけてくる。巻き寿司の時には、巻き方が悪いと怒鳴られた。うまく巻けないのはゴハンが柔らかすぎるからですよ、と私はゴハンの炊き方にケチをつけた。先輩は黙った。オカミがきて、私が作った重箱のすし料理を喜んで取り上げ、みんなに見せて回った。店主であるオカミの旦那も、その様子を見ていた。私は、腕はまだ未熟にもかかわらず、出世していくかもしれないと思った。

釣り #19

仲間ふたりと久しぶりに堤防に釣りに行った。メジナかブダイねらいか。カレイかヒラメか。先端の方はコンクリートの壁になっていて、細い梯子で上にのぼるようになっている。ふたりは釣り道具をかついでのぼっていく。私は海面に近いその辺に道具を置いて、ふたりの後から梯子をのぼった。ふたりは最初の壁をのぼると、さらに上に続くコンクリートの壁を梯子をつたってのぼりだした。そんな高みから釣り糸をたらして、はたして海面に届くのだろうかと思った。まあ、見物だけでもしてみようと思い、よじのぼるふたりの後について、のぼり続けた。

メニナ3 #18

戦国時代の山城。敵が攻めてくる。敵の目的は姫を殺すことだ。姫は、メニナ2の娘が5歳くらい成長している。まだ幼い姫の甲冑姿は、息を飲むほど清らかだ。私たちは姫を守るべく、押し寄せる敵を切り倒していった。途中で、姫とはぐれてしまった。敵が退散して、姫を捜しに階段をいくつもかけ上がった。姫は大広間の板の間に、他の連中と共に倒れていた。死んだのか。私が近づくと、その大きくて美しい目を開いた。軽症だった。私たちは敵に勝ったのだ。姫が無事でさえいれば、私たちは安泰だ。
しかし、姫がいくら怪我から回復しても、人間であるかぎり、いつか死ぬという宿命に、はたと気がついた。私は姫を人間の宿命から守ることはできない、と今さらながら不安にさいなまされた。

メニナ 2 #17

キッチンで妻が食器を洗っている。キッチンテーブルの私の前に五歳くらいの私の娘がいる。理解力の深そうな大きくて美しい眼差し、形のよい鼻筋、意志の強そうなきっぱりとした口元。妻が娘の書いた作文を読んで欲しいと言う。娘を前にして声をだして読んでみる。テレビの時代劇の感想文らしい。漢字がいっぱい書いてある。親に似ず、利発で賢い娘だ。途中から文面が画像にかわっている。木々の向こうに大きな川が流れ、背景は緑の山々だ。ナレーションの声も聞こえる。こりぁ、録画した紙だね、と私が言う。
次には、娘が、意志疎通の遮断した年上の息子と対峙している。娘が兄である息子にいじめられないかと心配になった。
※家族は架空の人物で実在しません。