夢の細道

夢日記

釣り日記ではない 4

富士山の見える港で小アジ釣りをしていた。ふだんはチヌやシーバスやタチウオやアオリイカやで小アジなどに手を出す私ではないのだが、前回、たまたま釣って持ち帰って塩焼きしたアジが旨くない、アジは旨いという通念がめっちゃ壊された。以前、ワカサギにはまっていた頃、どの湖のワカサギも美味しいのだが、某湖のワカサギだけは何度食べても極めて不味い。水質汚染のせいかと思ったりする。同様にこの素晴らしく富士山の見える年中アジの釣れる某港もなにかよくない原因があってのことだろうか。この港の近くに移住しようと本気に思っていた私は大変残念がった。残念のあまり夢の中でもう一度だけとアジ釣りを始めていた。餌のアミコマセが足りなくなりそうなので、近くの宿に戻っておかみさんに近所に釣具店はないかと聞いてみると、あるという。おかみさんも買い物ついでに釣具店へ案内してくれるというので、一緒に出かけた。くたびれてつぶれかけた小屋の一区に釣具店があった。おかみさんは洋装店のほうに行った。赤ら顔のオヤジが釣具店の中にいた。餌のアミコマセはあるかときくと、凍った4キロブロックのアミコマセの塊をだしてきた。この時、私は財布を持ってないことに気付いた。宿に戻って財布を取ってこよう。ついでに仕掛けも買っておこう。針はトリックサビキの7号か8号だ。店のオヤジが変わったサビキ針を出してきた。今度釣ったら、小アジ料理の定番の唐揚げや南蛮漬けにしてみよう。それでも不味かったら移住はヤメだ。