夢の細道

夢日記

ワオキツネザル #4

どこかの土建屋の作業場。私は新入りのようだ。そこの食堂の調理人にどうも嫌われているようで、みんなが頼んでいるいつものメニューが、私の分だけ何かが足りない。調理人の一人は、寅さんにでてくるオバチャンに似ている。
それから大きな倉庫で大変な作業が始まるのに、私は何故か外に出る。すぐ戻るつもりで、また道に迷った。ギリギリの崖のふちを歩いて引き返したり、穴に落ちかけたり。
途中、舗装道路を黒いマントのようなものを被った動物がピョンピョンと横切った。見たことのない珍しい動物で、通行人の年寄りが、やっと見ることができたと喜んでいる。ここは南米や南アフリカじゃないのに、と思った。その動物は私に興味を持ったらしく、近づいてくるので、傘かなにかで間合いをとった。噛みつかれたら大変だ。通行人の一人がそいつを抱きかかえた。マントを取るとマダガスカルワオキツネザルだった。あんがい愛嬌のあるやつらしくて、私は近づいてそいつの頭を撫でてみた。