夢の細道

夢日記

メニナ3 #18

戦国時代の山城。敵が攻めてくる。敵の目的は姫を殺すことだ。姫は、メニナ2の娘が5歳くらい成長している。まだ幼い姫の甲冑姿は、息を飲むほど清らかだ。私たちは姫を守るべく、押し寄せる敵を切り倒していった。途中で、姫とはぐれてしまった。敵が退散して、姫を捜しに階段をいくつもかけ上がった。姫は大広間の板の間に、他の連中と共に倒れていた。死んだのか。私が近づくと、その大きくて美しい目を開いた。軽症だった。私たちは敵に勝ったのだ。姫が無事でさえいれば、私たちは安泰だ。
しかし、姫がいくら怪我から回復しても、人間であるかぎり、いつか死ぬという宿命に、はたと気がついた。私は姫を人間の宿命から守ることはできない、と今さらながら不安にさいなまされた。