夢の細道

夢日記

子犬 #33

家の縁側の前が道路になっていて、白い子犬を連れた少女が通っていく。生まれて間もない子犬は可愛く、子犬を連れて散歩している少女はさらに可愛らしかった。少女が、見ている私に気付いたので、私は、だらしなく笑いながら、こんにちわ、と会釈した。少女も頷いて通り過ぎていった。
少しして、折り返しに、また少女と子犬が家の前の道を、さっきとは逆方向に歩いている。すると子犬が縁側にあがりこんできて、畳の上に腰をおとして小便をした。
「すみませーん。大丈夫ですか。」と、少女がすまなそうに言った。私は頬をゆるませたまま、いいの、いいの、と言って、ティッシューで小便をぬぐった。小便で濡れたティッシュをトイレに流して、妻を呼んだ。