夢の細道

夢日記

サクラマス #36

北海道の民宿のような所に3人で泊まっている。1人は日馬富士に似た釣り人で、砂浜に一緒に出かけた。
広大な砂浜は、沢山の人で賑わっていた。海に面して一列にビッシリ並んで、海に向かってイッセイにルアーを投げている。地元の婆さんまで混じっている。友人もルアーを放ると、1投目でサクラマスがかかった。引き揚げると1.5メートルはある巨大なやつだ。片ヒレの部分が大きく欠損している。それは南極で実験に使われた証拠で、由緒ある魚だということだ。
宿に戻り、私は大きなヤカンで湯を沸かし、みんなに緑茶を入れた。「1匹で釣りをやめるなんて、もったいない。5、6匹は釣れただろうに。」と言った。1匹でやめたのには、それなりの理由があるらしかった。みんなは明日帰る予定だが、私はこれから釣り道具を購入して、しばらくここに残ると言った。