夢の細道

夢日記

伊豆の山道 #40

伊豆の山道のまだ通ったことのない道の方へ行ってみると、広い下り坂の入り際で誰やら募金活動をしている。そこをスルーして、下り坂をしばらく歩くと大きな建物に行き着いた。中は食事処みたいになっていて客たちが麺類を食べていた。スマホで今日の株価を確認したかったが、休憩する場所がない。その建物の先には行けなくなっている。ここで確実に食事をとって帰る仕組みになっている。これは八百長ではないか。まるで蟻地獄みたいだ。🐜
帰りは登りの坂道の脇が狭いエスカレーターになっていた。

A社でのこと③ #39

その小さな出版社に、週に1度、各書店から集められた返品本がトラック🚚で届けられた。返品本が届くと、みんな仕事の手を止めて総出で台車をだして積み下ろしを手伝った。私は検品係だった。トラックの荷台に入って伝票と返品本を照らし合わせ、間違いがないかチェックした。月刊誌や季刊誌はよく号数間違いがあった。今回はそんな間違いには目をつぶった。他社の本が混じっていた。伝票にその書名や出版社名などを書いて受け取りは拒否だ。
チェックが終わって、配送車の兄ちゃんが、荷が少ないと交通料金が少ない、逆に荷が多いと交通料金が高くなると言った。なるほどと納得した。それから兄ちゃんは荷台の入口にしゃがんで、何か言いたげだった。まだ何かあったっけかなと次の言葉を待つが、いっこうに口をあけない。そのまま、お互いしばらくじっとしていた。

居酒屋の女 #38

居酒屋の座敷でアグラをかいて1人で飲んでいた。ホッケ焼きがきて食べようとすると、私のアグラの上に、いつの間にか店員の女が座っている。黒縁メガネをかけ、どちらかといえば不細工な女だったが、お礼に晩御飯を頼もうとすると、私のテーブルが片付けられてしまった。勘定を済ますことにした。女もついてきた。お会計の前で財布を見ると5000円札が1枚しか入ってなかった。それをだすと、ツリが少しあったから良かった。
女は私と一緒に店を出るらしい。器量よしではなかったが、女がその気なら、期待にこたえてもいいと思った。

指令 #37

同僚のK君から欠勤の連絡があった。K君がいなければ今日の仕事の遂行は難しい。少し眠くなった。本社の本部長に電話で指示をあおぐと、支店長に連絡して、誰でもいいから応援を送ってもらえ、と言っていた。本部長の指令だから支店長もなんとかしてくれるはずだ。
私は支店長室に入り、 本部長の指令内容を伝えた。伝えてみて、それはさっき見た夢だったことに気付いた。本部長に電話する前にチョットばかり眠り込んだのを思い出した。「あれれ、すみません、夢でした。笑い話みたいですね。」と支店長に言ったところで目が覚めた。

サクラマス #36

北海道の民宿のような所に3人で泊まっている。1人は日馬富士に似た釣り人で、砂浜に一緒に出かけた。
広大な砂浜は、沢山の人で賑わっていた。海に面して一列にビッシリ並んで、海に向かってイッセイにルアーを投げている。地元の婆さんまで混じっている。友人もルアーを放ると、1投目でサクラマスがかかった。引き揚げると1.5メートルはある巨大なやつだ。片ヒレの部分が大きく欠損している。それは南極で実験に使われた証拠で、由緒ある魚だということだ。
宿に戻り、私は大きなヤカンで湯を沸かし、みんなに緑茶を入れた。「1匹で釣りをやめるなんて、もったいない。5、6匹は釣れただろうに。」と言った。1匹でやめたのには、それなりの理由があるらしかった。みんなは明日帰る予定だが、私はこれから釣り道具を購入して、しばらくここに残ると言った。

オバサン #35

年配のオバサンとイイ仲になった。外をオバサンと歩いていた。もう×××の仲だから、遠慮することはないんだと思い、オバサンの手を握った。
途中、車の整備工場のような前を通った。オバサンは車に興味があるらしく、中に入っていった。
次には、サテンにいる。私はさっきのオバサンとの×××は淡白だったような気がした。もっと、しつこく、×××の×××を×××すべきだったと反省した。
オバサンは、隣にいるクルマヤのオジサンと親しげに笑っている。オバサンをとられたような気がした。

ドリンク #34

屋上の大きなテントの中でドリンクを作っている。手ごろなボールの中に藍色の濃縮ジュースのような液体を入れ、そこに日本酒をそそいで、お玉でかき混ぜ、小さなグラスに注いでみんなに振る舞う。私も作りながら何杯も飲んだ。藍色の液体が終わったので、今度は肌色の濃そうな液体をボールに入れると、分量が多すぎるようなので、日本酒の量も増やした。日本酒の瓶がカラになった。
みんなに振る舞う前にトイレに行っておこうと、向かい側にある公衆トイレに行った。足元が酔いでふらついた。私がいなくても、みんなアレを飲んでいるかもしれない。トイレ入口の脇に軽食用売店があって、カウンターの向こうで二人の女が働いている。酔い醒ましに年増の方にアイスティーを注文するが、ないという。では、コーラを、と言うが、コーラもないという。少しイラッときた。