夢の細道

夢日記

暗い部屋 #59

暗い部屋。ずっと、ずっと暗くて、いろんなことが、たくさんあったようだ。私は暗い部屋について何か考えた方がいいような気がした。
タバコをふかしてみる。久しぶりのタバコ。ケムリが暗闇をたゆたう。何人かタバコを吸っている。サテンにしては暗すぎる。自分の吸っているケムリはなんともないが、他人のケムリは気にかかる。特に灰皿に置き去りにされてケムリだけたちのぼっているタバコは余計に気になる。私は立ち上がって、そのタバコに水をかけたようだ。誰かが腹を立てたようでもある。
痩せた女が現れてマンガ一冊とキャラメルみたいなものを目の前において、金をくれと言う。部屋の使用料らしい。480円だ。1000円出すと、女は釣りをくれずに何処かへ行った。

ある家族の家を訪ねた。そこの奥さんが以前、私の処にナニか相談にきたことがあったからだ。朝の出勤時に行ったため、みんな迷惑そうだった。だが、その家の二階には夢ノートが置いてある部屋があって、ちょくちょく、いろんな人が出入りしては、見た夢を書いていった。二階の窓から、その家の人達が駅へと歩いていく姿が見えた。私は最近のページを読んでから二階の窓からハシゴをつたって家を出た。