夢の細道

夢日記

クッキー工場 #64

以前からチョクチョク相撲部屋に遊びに行っていた。幼馴染みのA力士がいたからだ。その日、A力士は、晩御飯前に怒り狂っていた。本戦でB力士に負けたからだ。よほど悔しいらしくて、壁を叩いたり、木戸を壊したり、花のいけてある花瓶を投げて壊したりと大変なケンマクだ。親方やオカミサンがでてきても、まったく収まらない。そこで私の番がきた。「お相撲はレジャーなんだから楽しくやらないと。」と
私が言うと、A力士は少し落ち着きだした。それから一緒にキャバクラで気晴らしをすることにした。

中央の大テーブルには料理が並べられていて、窓際にはテーブルが並んでいて白人客で満席のようだ。私の肌の色は真っ白で、地毛は金色で、目はブルーアイだ。世界は水色だ。
いましがた、デザートタイムで、クッキーの盛り合わせが中央のテーブルに並べられた。私は小さな紙コップにほうじ茶のティーバッグでお茶を作り、中央のテーブルに並べた。誰も飲んでくれないとヤダナと思って見ていると、すべてはけてくれたようだ。
土産物屋の前で店の友人が、うまくいったか、と私に聞いた。昨日、ひとり息子に会いに行ったのだ。金だけ取られたよ、と私。元妻は、私に金だけ払わせて、ゆうゆうと暮らしているらしかった。

クッキー工場の製造部で働いていた。そこのクッキーを食べた人の中で、全国で9人の死者がでたという。心当たりはあろうかとふりかえってみた。
大きなスクリューでクッキーの生地をこねていた時、頭でっかちのスズメバチがきて、私はスプーンでハチの首のあたりをこずいたら、頭がとれて、ハチの胴体があわてていた。それがクッキー生地の中に落ちてまじっただろうか。泥だらけの靴や長靴をオケの中で洗って、その泥水がまじってしまったことがあっただろうか。分からない。